
「思考」が整う 東大ノート。
西岡 壱誠
ダイヤモンド社 / 2023-10-03
この本について
仕事でも勉強でも、情報を浴びるだけ浴びて結局「頭の中がごちゃついたまま終わる日」が続くことがあります。覚えられないのは自分の記憶力の問題なんじゃないか、と不安になるあの感じ。僕もずっとそう思っていたのですが、この本を読んでから、そもそも“整理の仕方”が足りていなかっただけかもしれないと気づきました。 刺さったのは、記憶の良し悪しは能力差というより、情報をどう分けて、噛み砕いて、自分の言葉に変換できるかで決まるという視点です。事実と想像を切り分けて書くことや、文字を丸写しせず言い換えること、枝葉を落として“要するに何か”を探すこと。どれも特別な才能ではなく、日々のメモの取り方を少し工夫するだけでできる範囲なんですよね。そして、ノートは「あとで読めるように残すもの」ではなく、「今その場で理解しやすくするための道具」と考えると、一気に扱い方が変わってきます。 僕自身、会議の議事録をまとめるときに、原因と結果を線でつないだり、主語と動詞だけ抜き出したりすると、内容がスッと理解できるようになりました。これは本で紹介されていた“コネクトサイン”の考え方がそのまま生きています。 情報の洪水の中で「結局何も残らない」と感じている人に、静かに効いてくる本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの31%が集中しています。
読書の順序
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