
仕事ができる人の脳 できない人の脳
加藤俊徳
ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2010-01-12
この本について
仕事をしていると、同じところで思考が止まったり、休んだはずなのに頭だけずっと重いままだったりしませんか。自分の集中力や判断力がどこで落ちているのか、そもそも「脳のどこを使っているのか」なんて意識したことがなくて、原因がつかめないまま頑張り続けてしまう時があります。 この本は、そんなモヤモヤに対して「脳番地」という視点をそっと置いてくれます。たとえば、同じ種類の作業を続けて疲れるのは気合いの問題ではなく、特定の番地だけが酷使されているだけかもしれないこと。情報のインプットを担当する部位と、思考の司令塔として働く部位が違うから、読書の種類を変えただけでは休んだことにならないこと。あるいは、寝だめが効かないのは脳の構造上どうしようもない理由があること。こういう“現実的な説明”のおかげで、無理に改善しようと力むより、「じゃあ別の番地に仕事を振ればいいか」と考え方を切り替えやすくなります。 僕自身、煮詰まったときにやることを変えてみると急に頭が軽くなる理由が、ようやく腑に落ちました。自分の脳の使われ方を把握できると、休み方にも選択肢が生まれます。こんな人に刺さると思います。頑張っているつもりなのに、頭だけずっと疲れたままの感覚がある人。 派手なノウハウの本ではありませんが、日常の「なぜうまく動けないのか」を言語化してくれる一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの55%が集中しています。
読書の順序
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