
なぜうまくいく人は「ひとり言」が多いのか?
加藤俊徳
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2024-03-01
この本について
最近、なんとなく気分が落ち着かないとか、悩んでいるはずなのに自分でも何に引っかかっているのかよく分からない、そんな状態が続くことってありますよね。僕もその手のモヤモヤにはずっと振り回されてきました。考えているつもりでも、実は問題として形にできていなかったんだなと気づかされたのが、この本でした。 この本が面白いのは、「悩み=言語化できていない状態」という視点を徹底しているところです。声に出すことで自分の感情や理由が見えてくる、という話は実体験として納得感がありました。ひとり言といっても、自己暗示みたいに前向きな言葉を叫べという話ではなく、違和感や怒りの理由を小さくつぶやきながら探っていく、そのプロセスを丁寧に扱っています。自分の内側の声に耳を澄ませるだけで、悩みが「ただの不安」から「扱える問題」に変わっていく感じがしました。 また、コントロールできないことに悩んでも仕方がないという冷静な目線も、変に励ますよりよっぽど現実的で助かります。自分に興味が持てていないと他人にも興味が向かない、という指摘もグサッときました。 日々のモヤモヤを「言語化できないまま抱え込んでいる気がする人」に特に刺さる本だと思います。自分と対話するきっかけがほしいときに、そっと手元に置いておきたい一冊でした。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの33%が集中しています。
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