
どんな人も活躍できる ディズニーのしくみ大全
大住力
この本について
仕事の場で「なんでこんなに同じミスが起きるんだろう」「自分がいちいち引っ張らないと回らないな…」みたいな感覚、けっこうあると思います。僕もずっと、個々のやる気とか性格に左右される職場に疲れていて、どうしたら“仕組みで回る状態”に近づけるんだろうと悩んでいました。 この本が面白いのは、ディズニーの華やかな部分ではなく、あの現場が“誰でも一定の成果を出せるように作られている理由”を淡々と説明してくれるところです。たとえば、リーダーが「自分から挨拶しに行く」「状況を聞きに行く」という当たり前の動きが、後戻りを防ぐための意図を持って組み込まれている話。あるいは、量的な仕事でまず土台を作り、その上で質的な仕事に挑む流れが、どんな人でも戦力になる仕組みとして機能していること。さらに、ミスが起きたときに“人ではなく構造を見る”という徹底した姿勢も、読んでいて肩の力が抜けました。 僕自身、「やる気をどう引き出すか」ばかり考えていた時期があったのですが、この本を読んでからは「やる気に頼らない仕組みをどう作るか」に視点が変わりました。読者の方の保存内容を見る限り、同じように“構造で解決したい人”に刺さっているのだと思います。 組織づくりに悩んでいる人、あるいは自分のチームをもう少し楽に回したい人にはとても向いています。理想論というより、現場で再現できる考え方が多い一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの32%が集中しています。
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