
マンガでよくわかる ディズニーのすごい仕組み
大住力
かんき出版 / 2015-06-15
この本について
チームで動いているはずなのに、なぜか仕事が噛み合わない。新人に何度説明しても伝わらず、自分も相手も疲れてしまう。そんな場面、けっこうありますよね。自分も「なんでうまく回らないんだろう」と悩んだとき、この本の抜粋が妙に刺さりました。 特に印象に残ったのは、「ストレンジャーは働く気がないんじゃなくて、やるべきことがわからないだけ」という視点です。たしかに、指示がざっくりしていると、どこまでやればいいのか迷うし、仕上がりのレベルも人によってバラつきます。ディズニーのやり方は、理想の状態から逆算して必要な作業を分解し、順番やタイミングまで言語化していく。そうすると、誰がやっても同じ結果に近づき、本人も迷わなくなる。現場の「できない」が減ってくるのは、このあたりに理由があるんだなと感じました。 もうひとつ良かったのは、マニュアルを作るのが目的ではなく、キャストが本来の仕事に気持ちを向けられるようにするという考え方です。ルールに縛るためじゃなく、本質を見失わないための土台として機能させる。だからこそ、思考停止の「マインドレス」や、ルール軽視の「ディスリガード」を避けられるんだと思います。 現場がまわらない理由を「人のやる気」のせいにしたくない人、チームをうまく支えたいけど言語化に悩んでいる人に、静かに効く一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの47%が集中しています。
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