
仕事をしながら母になる 「ひとりじゃないよ」心がラクになる思考のヒント (中経出版)
内田 舞, 塩田 佳代子, and ReHacQ
KADOKAWA / 2025-02-04
この本について
子育てと仕事のあいだで、自分ばかり責めてしまう日ってありますよね。周りは「もっと頑張れるでしょ」という空気を出してくるのに、実際はもう十分やっているはずなのに…と私もよく思います。何が正しくて、どこまで頑張るべきなのか、その基準が自分で持てなくなるときがあります。 この本が効いたのは、まず「それはあなたの問題ではなく、社会の構造がそう仕向けている部分が大きい」という視点をはっきり示してくれたところです。母親だけが過剰に責任を負わされる仕組みや、無意識の偏見が積み重なって人を疲れさせることを、丁寧に言語化してくれます。また、外からの評価が得られない育児だからこそ、自分の感じた幸福や成長を手がかりに「内側の物差し」を持っていいという考え方が、個人的にはかなり救いになりました。さらに、理不尽な場面で声を奪われそうになったときに、どう自分の軸を取り戻すかの具体例があるのもありがたかったです。 「母親としての自分と、仕事人としての自分のあいだで揺れている人」には特に届くはずです。自分は至らないんじゃなくて、状況が難しいだけなんだと腑に落ちるきっかけをくれる本でした。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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