
イシュー思考
和氣忠
かんき出版 / 2025-02-05
この本について
仕事の問題に向き合っていると、「結局どこから手をつければいいのか」がわからないまま時間だけが過ぎてしまうことがあります。ロジックツリーを作ってもスッキリしない、積んだ分析が結論につながらない、そんな状態に心当たりがある人は多いと思います。僕もまさにそのタイプで、やっている感はあるのに核心に届かない感じがずっと残っていました。 この本がおもしろいのは、そこでいきなりフレームワークに走らず、「そもそも何を解くべきなのか」を徹底的に言語化させるところです。イシューステートメントを疑問形で書き切る感覚は、思考を一気に前に動かしてくれますし、サブイシューへ展開するプロセスでは、単なるMECEではなく、結論に到達するための“十分条件のセット”を組みにいくので、無駄な作業が自然と消えていきます。また、現状→解釈→判断という流れでストーリーを作るあたりは、実際の仕事で手が止まりがちな場面にそのまま効きます。 机上の整理術ではなく、「どうやって考えれば前に進めるのか」を具体的に示してくれる内容なので、分析に時間をかけているのに成果につながりにくい人ほど、得るものが大きいと思います。問題の本筋を見失いがちな人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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