
世界一わかりやすいロジカルシンキングの授業 (中経出版)
津田 久資
KADOKAWA
この本について
「考えているつもりなのに、話してみると自分でも筋道がよく分からなくなる」「MECEって聞いたことはあるけど、実際の仕事でどう使えばいいのか曖昧なまま」。僕自身ずっとこのあたりのモヤモヤを抱えていて、会議で意見が広がらない原因がどこにあるのかさえ言語化できませんでした。 この本が助かったのは、ツリー思考を“かっこいいフレームワーク”としてではなく、「発想を広げる道具」として扱ってくれているところです。Why・How・Whatの違いが整理されて、問題を深掘りしたい時と、解決策を探したい時と、構成要素を洗い出したい時の区別が初めて腑に落ちました。また、言葉を境界線として扱うという視点が新鮮で、自分がどこまで考えられているのか?どこが抜けているのか?が見えるようになったのも大きいです。 もう一つ、この本は「論理だけでは仕事は回らない」という当たり前の感覚も尊重してくれます。論理を積み重ねることが目的化しはじめた瞬間に仕事が止まる、という感覚に思い当たる人には、とても現実的に響くと思います。直感を否定しないまま、それを支える足場として論理を使う、という距離感が扱いやすいです。 自分の思考を整理したいのに、教科書的なロジカルシンキングがどうにも馴染まない人に刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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