
「超」MBA式 ロジカル問題解決
津田 久資
PHP研究所 / 2003-11-04
この本について
仕事で問題にぶつかったとき、「まず情報を集めなきゃ」と思いながら、気づけば時間だけが過ぎていることってありませんか。自分でも動きが遅いと感じつつ、十分な材料が揃っていないと不安で、結論を出すところまで進めない。頭ではスピードが大事と分かっていても、実際には怖さが勝つ。僕自身、このループから抜け出せずにいました。 この本が刺さったのは、「完全じゃなくていいから、まず結論を持つ」という姿勢が徹底的に語られているところです。三時間後に提案しなきゃいけないとしたらどう動くか、という問いは、実際にやってみると驚くほど頭が前に進みます。また、重要な二割を押さえるだけで八割の成果につながる、という割り切り方は、日々の判断を軽くしてくれる感覚がありました。そして、思考が止まったときはとにかく書き出す、というシンプルな動作が、完全情報志向の自分を再起動させるのにちょうどいいんです。 結局のところ、論理的思考は目的じゃなくて、問題解決というゴールに向かう手段にすぎない。その視点に立つと、「情報が揃ってないから進めない」という言い訳をひとつ減らせます。ある程度経験を積んだ人ほど、逆にこのマインドが欠けていることに気づかされるはず。 「迷いながらでも前に進みたいけれど、完璧主義で足が止まりがち」という人には、ちょうどいい負荷で背中を押してくれる一冊だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
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