
すぐ役に立つものはすぐ役に立たなくなる
荒俣 宏
President Inc / 2025-03-31
この本について
仕事でも勉強でも、「これ意味あるのかな」と手が止まる瞬間ってありますよね。効率を求めれば求めるほど、好きなことや寄り道みたいな行動が無駄に見えてしまう。でも頭ではわかっていても、心のほうがついてこない。僕もずっとその往復をしてきました。 この本が面白いのは、「無駄」に対してまったく違う光を当ててくれるところです。たとえば、自分だけが気になる“誰も見向きもしない分野”にこそ、長い目で見れば可能性が眠っているという視点。あるいは、知識を整理したり発信したりすることで、点だった興味が線になり、自分の考えとして立ち上がってくる感覚。さらには、偶然の組み合わせや寄り道からしか生まれない発見がある、という話も妙にリアルでした。効率だけでは到達できない領域があるんだと、肩の力が抜けます。 好きなことを続けるのは実はけっこう難しい、という正直な視点もありがたいです。だからこそ、遊ぶように学ぶ時間をどう確保するか、競争の勉強と自分の勉強をどう分けるか。そこを丁寧に扱ってくれるのが、この本のいいところだと思います。 自分の関心の“拠りどころ”を探したい人に特に刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第5章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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