
ヤバいくらい成果が出る人財教育の仕組み化
松田幸之助 and 吉川充秀
この本について
仕事の現場で「なんで伝わらないんだろう」とか、「仕組みをつくっても結局まわらない」とか、そんな小さなつまずきが積み重なることってありますよね。自分もマネジメントや教育に関わるほど、理想と現実の間で迷うことが増えました。頭ではわかっているのに、人が動く仕組みに落とし込むのがむずかしい。そんなときに手が止まる感覚、よくあります。 この本が効いたのは、「必要性がセットされていなければ、人は動かない」という当たり前すぎる原則を、現場レベルまで落としてくれていたところです。例えば、新入社員に「来年の講師を任せる」というルールを入れる話は、モチベーションではなく構造で行動を変える具体例として、自分の仕事にもすぐ転用できました。また、実行確率を上げることがマネジメントの本質だと割り切る視点も、日々の“やらなきゃいけないのに進まない”タスクとの向き合い方を変えてくれます。誰がやっても同じ成果が出るように、目的、基本、具体、禁止事項までをセットでつくるマニュアルの話も、実務の改善と教育が地続きなんだと腹落ちしました。 結局、人が動けない理由は「知らない・できない・意味がわからない」のどれかでしかない。本書はその3つをどう埋めるかに徹底していて、精神論に寄らないのがありがたいです。マネジメントに迷っている人、現場の教育が場当たり的になっている人には、かなり刺さると思います。
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