
「わかってもらう」ということ 他人と、そして自分とうまくやっていくための言葉の使い方 (単行本)
川添 愛
この本について
人と話す時に「なんでこんなに噛み合わないんだろう」とか、SNSで知らない誰かにイラっとしてしまって後から落ち込んだりとか、そういう小さなモヤモヤって日常にけっこうありますよね。自分も、相手との距離感や感情の扱い方がよく分からないまま空回りして、あとで反省することが多いです。 この本は、その「うまくやれない感じ」を無理に押し殺すんじゃなくて、もう少し現実的に扱える視点をくれました。たとえば、感情をそのまま抱え込むのではなく、いったん書き出して自分と距離を取る方法。書くことで冷静さが戻る感覚は、自分でも試してみるとかなり実感があります。それから、注意と見下しの違いを丁寧に分けてくれるところも、対人関係で変に身構えてしまうタイプにはありがたいものだと思いました。「相手に敬意があるかどうか」という基準は、行動を見直す時の足場にもなります。 もう一つ、自分の意見を通す前に「相手がすでに持っている材料で説明する」という姿勢は、仕事でも人間関係でもそのまま使えます。わかってもらえない場面って、たいていここが欠けていたんだなと気づけました。 自分の言葉が空回りしやすい人、気づけば相手をコントロールしにいってしまいがちな人には、とくに静かに効く本だと思います。
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