
こうやって、僕は戦い続けてきた。 「理想の自分」に近づくための77の習慣
菊池 雄星
この本について
調子が落ちているときって、なんとなく判断までズレてくる感覚がありますよね。焦って新しいことに飛びつきたくなったり、周りの声に必要以上に揺さぶられたり。でも、あとから振り返ると「なんであんなに自分を見失ってたんだろう」と思うことも多いはずです。 この本は、まさにその“揺れる時期”の扱い方がやけにリアルなんですよね。著者自身が失敗や不調のど真ん中にいたとき、どう心を整え、次の一手を考えてきたのかが淡々と書かれています。たとえば、不調を「成長痛」と捉えて一度距離を置いて自分を見る姿勢とか、極端な正解に飛びつかず、判断を濁らせないための視点の保ち方とか。緊張で視野が狭くなったときに、呼吸と視野の使い方で巻き返すといった小さな技も、実践を前提に語られているので無理がないんです。 さらに印象的なのは、周囲の雑音との向き合い方や、夢を誰に話すかの線引き。励ましより雑音が勝つ場面を何度も経験してきた人の言葉だから、変に強がっていないし、必要以上に夢を語れとは言ってきません。自分の調子や期待値をどう管理するかという考え方も含めて、現場で生き抜くための“現実的なメンタルの扱い方”が詰まっています。 自分の調子や感情に振り回されやすい人、あるいは夢を追う途中で雑音に疲れてしまった人には、静かに刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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