
ちょいデキ! (文春新書)
青野 慶久
文藝春秋 / 2007-09-20
この本について
仕事で迷っているときって、やる気がないわけじゃないのに、何を目指せばいいのか見えなくなる瞬間があると思います。目の前のタスクに追われながら、「このまま進んで大丈夫なんだろうか」と、ぼんやりした不安だけが残る感じです。僕自身も同じで、結局“夢”とか“方向性”を言語化できていない時期が一番しんどかったりします。 『ちょいデキ!』は、その曖昧なモヤモヤをいきなり解決する本ではないですが、視点を数ミリだけ動かしてくれる力があります。例えば、読書の記録をデジタルで残しておく話にしても、「知識をためるべきだ」みたいな大げさな話ではなく、後から検索できるだけで日々の判断が軽くなる、という現実的な効き方をしてくれます。また、モチベーションを“夢”として捉えるくだりは、勢いで走るのではなく、自分のワクワクをちゃんと点検する時間の大切さを思い出させてくれました。松下幸之助やコトラーの話も、成功哲学ではなく、等身大の「こう考えると少し動きやすい」というヒントとして出てきます。 大きな改革よりも、日々の仕事を少しだけ楽にしたい人に向いている本です。仕事の迷いが言葉にならないまま溜まっているときに、ちょっとだけ呼吸をしやすくしてくれます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの30%が集中しています。
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