
仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)
山本ケイイチ
幻冬舎 / 2008-05-28
この本について
忙しい時期ほど、運動を後回しにしてしまう人は多いと思います。自分も「今日は無理だな」が続いて、だんだん気持ちまで重くなるタイプでした。時間の管理も気力も仕事に吸われて、体を整えるところまで手が回らない。そんなときに、この本を読んで少し視点が変わりました。筋トレを“成果”ではなく“自分を立て直す行為”として見たら、やる理由がようやく腹に落ちたんです。 著者が繰り返すのは、筋トレは根性論ではなく、環境づくりと見直しのサイクルがすべてだということ。6週間ごとに負荷を変える話や、荷物が多くなるのは迷いが多い証拠だという指摘は、日々の仕事にもそのまま当てはまります。さらに、半年単位で考えないと変化が出ないという現実的な時間軸が示されるので、「三日坊主だった自分でも、こういう設計なら続けられるかもしれない」と思えました。ジムに行くのが億劫な日ほど、自分に対しての肯定感を取り戻すチャンスになるという言葉も、妙に実感があります。 結局のところ、この本は「頑張れ」と背中を押すタイプではなく、続かない理由を一つずつ潰していくための、かなり実務寄りの視点をくれます。仕事のパフォーマンスを上げたいけれど、まず何を整えればいいのか分からない。そんな人に静かに刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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