
一流のふるまい日常生活編 美しい所作とマナー入門 自分を変える和の礼法 (impress QuickBooks)
小柴 皐月
インプレス(Impress Corporation) / 2013-06-06
この本について
日常のちょっとした場面で「これ、どう振る舞うのが正解なんだろう…」と固まってしまうこと、ありませんか。お辞儀の角度とか、手土産の渡し方とか、訪問時間の微妙な“5分のさじ加減”とか。知っているようで知らないまま大人になってしまったな…と僕も何度も感じてきました。 この本がすごく助かるのは、急に“正しい形”を押しつけてこないところです。たとえば姿勢ひとつでも、胸を張るとか指を揃えるといった動作の裏に「どう見えるか」ではなく「相手への配慮」がちゃんと説明されている。お茶碗を台ごと持つ理由や、訪問時に五分遅らせる意味も、形より気持ちが先にある。読んでいるうちに、マナーが“気遣いの翻訳”なんだと腑に落ちていきます。 もうひとつ良かったのは、人との距離感を整える具体的なヒントが多いところです。お辞儀の三段階の違い、贈り物の手渡しで風が立たないようにする配慮、「三辞三譲」みたいな断り方の塩梅。どれも日常で「あ、ここで使える」と想像がつくので、明日からちょっと落ち着いて行動できるようになる感じがあります。 形だけのマナー本に疲れた人や、「丁寧に暮らしたいけど何から直せばいいか分からない」という人に静かに刺さる一冊だと思います。礼儀が自分を縛るものじゃなくて、自分も相手もラクにする“形”だと気づける本です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの23%が集中しています。
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