
コンセプトのつくりかた
玉樹 真一郎
ダイヤモンド社 / 2012-08-02
この本について
仕事でも趣味でも、「これだ」と思ったアイデアが一歩目で折れてしまうことってありませんか。自分ではワクワクしているのに、いざ形にしようとすると途端に弱々しく見えたり、周りにうまく説明できなかったり。僕も企画を考えるたびにこの壁にぶつかります。 『コンセプトのつくりかた』が刺さるのは、そういう“脆い願い”を否定せず、そのまま材料にしていいと言い切ってくれるところでした。読者が抜粋している箇所もまさにそこですが、「ビジョンは弱くていい」「否定されやすい願いほど、未知の良さに近い」という考え方は、企画を出すたびに萎縮しがちな自分にはかなり救いでした。さらに、その願いを現実に引き寄せるために、家来や吉備団子のような“アイテム”をひとつずつ並べていくプロセスが具体的で、机の前で考え込むよりも手を動かした方が前に進む感覚をもらえます。 この本が効くのは、思いついたアイデアを「ちゃんと説明できないから」と封じ込めてしまうタイプの人です。ビジョンの扱い方と、アイテムを通じて仲間に伝える方法がわかると、アイデアの芯がぐっと強くなる。派手な成功法則ではないけれど、日々の仕事の中で“なぜ伝わらないのか”に悩んでいる人には静かに効いてきます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの34%が集中しています。
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