
クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門 (OnDeck Books(NextPublishing))
彩郎
インプレスR&D / 2016-03-25
この本について
メモはとるのに、あとで見返すとバラバラでつながらない。読んだ本もそのときは刺激があるのに、翌週にはどこかに消えている。自分でも「積み上がっている感じがしないな」と思う日が続くことがあります。僕もずっとその循環から抜け出せずにいました。 この本の面白いところは、「知的生産はフローとしてつながってこそ機能する」という視点を具体的な操作と一緒に提示してくれるところです。朝の数分で思いつきを書き散らすだけでも、あとでタグで拾える。日々の雑記と文章の種が自然に同じ土壌で育っていく。生活全体の中に“書く場所”を一部として埋め込むことで、無理に時間をひねり出さなくても、少しずつ積み重なっていく感覚が得られます。 WorkFlowyという道具の説明に見えて、実は「どうすれば自分の考えが流れ続けるのか」という個人の営みの話が中心です。特に、メモ→寝かす→選別→育てる、という一連の流れをそのまま日常に置けるのがありがたい。僕自身、メモしっぱなしで終わる癖が減り、気づくと文章の芽が育っていることが増えました。 自分の生活ペースのまま、じわっと思考を積み上げたい人には静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの88%が集中しています。
読書の順序
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