
読むだけで「うまい」と言われる字が書ける本
根本 知
CEメディアハウス / 2014-04-22
この本について
字がきれいな人を見ると、自分も直したいと思うのに、いざ書く場面では「どこから崩れているのか」がよく分からないまま終わってしまうことがあります。僕も同じで、メモを書いていて「うーん…今日も安定しないな」と感じる日が多かったです。そんな中で、この本はあいまいだった“うまく書けない理由”を具体的に教えてくれました。 たとえば、横線をただまっすぐ引けばいいと思っていたのに、少しだけ右肩上がりにするだけで文字全体にリズムが出る。線と線の隙間を揃えるだけで、形がまとまって見える。さらに、縦線や左払いの入りに小さな“打ち込み”を作ると、手書きなのに不思議と品が出る。どれも大げさなテクニックではなく、今日のメモや手帳から試せるレベルの工夫です。 僕自身、最初は一文字に時間がかかりましたが、著者の言う通り、慣れてくると自然とリズムが掴めていきました。文字の形が整ってくると、自分の思考まで少し整ったような気がするから不思議です。仕事でも、ちょっとした走り書きでも「まあ、悪くないかも」と思える瞬間が増えました。 自分の字に小さくモヤっとしている人、でも習字のガチ練習まではしたくない人に向いている本です。気合いを入れなくても、書き方の“どこを見るか”だけでこんなに変わるのかと思えます。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの49%が集中しています。
読書の順序
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