
どんな問題も「チーム」で解決する ANAの口ぐせ (中経出版)
ANAビジネスソリューション
KADOKAWA / 2017-07-15
この本について
最近、「チームで働いているはずなのに、結局ぜんぶ自分で抱えてないか…?」みたいな疲れ方をしている人とよく話します。指摘すると角が立つし、お願いすると強制みたいに聞こえるし、失敗した相手にどう声をかければいいかも迷う。小さなコミュニケーションのズレが積み重なって、チームなのに孤独というあの感覚です。 この本は、そういう“微妙な距離の取り方”に悩んでいる人にけっこう刺さると思います。ANAが現場で使ってきた言葉や姿勢が中心で、理想論よりも「こう言い換えると伝わりやすい」「まず理由を共有すると相手が動きやすい」みたいな、明日から試せる視点が多いんです。特に、褒めることを善意ではなく技術として扱う話や、「エラーはゼロにならない」という前提で失敗した人に寄り添う姿勢は、読んでいて肩の力が抜けました。 もう一つ良かったのは、「自分の弱みを先に伝えておく」「気づいたことはその瞬間に伝える」など、チームでの距離がほんの少し縮まる動きが具体的に書かれているところです。誰かを動かす前に、まず自分の態度を一ミリ変えるだけで関係が変わる。その実感に近い形で紹介されているので、過度な精神論にならないのがありがたい。 職場で「どう言えばよかったんだろう」と後悔しがちな人に、落ち着いて読んでほしい一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの20%が集中しています。
読書の順序
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