
超訳 新渡戸稲造の言葉
三輪裕範
この本について
気を抜くと、自分の軸がどこにあるのか分からなくなることがあります。正しくあろうとして疲れたり、逆に流されてしまって自己嫌悪に陥ったり。強くあるべきか、柔らかくあるべきか、そのバランスもいつも揺れます。僕も仕事の選択や人間関係で同じように迷ってきたので、このあたりの感覚はとてもよく分かります。 『超訳 新渡戸稲造の言葉』が面白いのは、そういう揺れを「一度、立ち止まる材料」にしてくれるところです。義を厳しく守れと言いつつ、柔らかさを失うなとも語る。怠けそうになったら戻る“ここ”を決めろと言いながら、最終的には一切を捨てる覚悟も必要だと言う。一見すると矛盾しているようで、でも日々を生きているとその両方が本当に必要なんだと自然に納得できる言葉ばかりです。継続が心がけ次第だという指摘も、根性論ではなく、迷う人間の現実を前提にしていて刺さりました。 さらに、批判され続けても意見を曲げなかった新渡戸自身の生き方に触れると、「正しいと思うほうに一歩踏み出す勇気って、こういうことか」と少し落ち着いて考えられます。頑張り方が分からなくなったとき、どう振る舞えば自分らしくいられるのか、その感覚を取り戻すための静かな手がかりになる本です。 自分のペースで軸を整えたい人にほど、ゆっくり効くと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの26%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要



![[新装版]禅と陽明学・下―人間学講話 [新装版]人間学講話](https://m.media-amazon.com/images/I/81ha2ppIYHL._SY500.jpg)


