
<新版>世界一シンプルな「戦略」の本 (PHPビジネス新書)
長沢 朋哉
PHP研究所 / 2013-07-18
この本について
仕事でも日常でも、「考えているつもりなのに、結局いつも判断がぶれるな…」みたいな感覚が続くことがあります。目の前の作業に追われていると、そもそも自分が何に向かって動いているのか、よく分からなくなるんですよね。僕も同じで、気づいたら手段だけが暴走していて、目的がどこかに消えていた…なんてことが何度もありました。 そんな時にこの本が効いたのは、「目的と手段を切り分ける」という当たり前のことを、実際の行動レベルまで落として説明してくれるところです。例えば「目的を考え抜くところが戦略の出発点」と言われても抽象的に聞こえますが、この本ではそれを「So What?」「Why So?」の往復で具体化していくプロセスとして示してくれます。さらに、PESTや5フォースのような外部環境の整理、VRIOでの強みの棚卸しなど、迷ったときの“考える順番”がそのまま再現できる形で並んでいるので、実務に置き換えやすいんです。 特に、「問題は過去、課題は未来」と切り分ける視点は、混乱しがちな案件整理を一気にシンプルにしてくれました。これは、日々の仕事で判断が積み重なる人ほど効くと思います。 自分の考えが散らかりやすい人、戦略という言葉に苦手意識がある人に静かに刺さる一冊です。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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