
捨てるべき40の「悪い」習慣
午堂登紀雄
日本実業出版社 / 2014-10-20
この本について
仕事でも生活でも、「正しさ」に引っ張られすぎて身動きがとれなくなる時ってありませんか。もっと効率よく働きたいと思いながら、結局いつも通りのやり方に戻ってしまうとか、自己啓発書を読んでもどこか現実味がなくてモヤッとするとか。僕も同じで、頭ではわかってるのに行動に落ちない時期が長かったです。 この本が面白いのは、きれいごとを捨てたところから話が始まるところです。著者が最初の職場を辞めて、コンビニ勤務で「2年間、人間らしい生活を捨てる」と決めて働きまくったエピソードは極端だけど、抽象論ではなく“実際にどう動いたか”が書かれているから、自分の考え方の基準を見直すきっかけになります。家に帰ったら何もしない、という割り切り方も、疲れた頭のまま頑張るよりよほど合理的で、読んでいて妙に救われました。 もうひとつ刺さったのは、自己啓発書の読み方への視点です。著者は「成功者の今を真似ても意味がない」と言い切ります。過去の泥臭い時期に何をしていたかを読み取らなければ、結局“都合のいい理想論”に流されるだけだと。たしかに、自分の価値観の外側にある行動を想像できないと、学びそのものが形骸化する。ここは、自己投資に疲れ気味の人ほど響くところだと思います。 自分の軸をつくりたいけど、スローガンではもう動けない。そんな人にちょうどいい温度感の一冊です。
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多くの読者は第10章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの18%が集中しています。
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