
大世界史 現代を生きぬく最強の教科書 (文春新書)
池上 彰 and 佐藤 優
文藝春秋 / 2015-10-20
この本について
ニュースを見るたびに「背景がよく分からないまま流し見してしまう…」とか、「世界史って学校で詰め込んだだけで、今とつながらないまま終わったな…」みたいなモヤモヤ、僕も長く抱えていました。調べようと思っても、年号や出来事が散らばって見えるだけで、結局どこから手をつければいいのか分からないんですよね。 この本は、そういう“断片のまま止まっている世界史”に、現代の出来事を重ねる視点をくれるところが頼もしいなと思いました。たとえば、中東の混乱が千年前の宗派対立の延長にあることや、ギリシャの財政危機が十九世紀の欧州列強の都合から始まっていたことなど、単発ニュースの裏に長い線が引ける感覚がある。歴史を「現在の立体模型」にしてくれる感じです。また、読書や歴史がくれる“代理経験”を、理不尽さを理解するための感覚として語るくだりも、個人的にかなり救われました。教養が偉そうに積み上がるのではなく、他者と社会をどう捉えるかの足場になる、という距離感がちょうどいい。 世界の動きを「点」ではなく「流れ」で見たい、でも専門書をいくつも読む余裕はない、そんな人に刺さる本だと思います。僕もまだ迷いながらですが、この一冊はニュースを読む時の“目の高さ”を少し変えてくれました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの36%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要





