
がんばらない成長論
心屋仁之助
学研プラス / 2016-03-01
この本について
仕事でも人間関係でも、「期待に応えないといけない」「断ったらえらいことになる」と思い込んで、気づけばいつも自分が後回し……。頭では休みたいのに、身体だけが勝手にがんばり続けてしまう。そんな時期ってありますよね。僕もそうで、相手に合わせて動く癖が抜けなくて、「これっていつまで続くんだろう」とよく思ってました。 『がんばらない成長論』は、そんな“がんばり続ける前提”を一度手放す視点をくれます。印象的なのは、成長って足し算じゃなくて「器を広げること」だと語っているところです。問題を解決する前に「そうなんだ」と受け止める、まず自分に都合のいい働き方を試してみる、わがままに思える選択を一度やってみる。どれも急に人生が劇的に変わるわけではないけれど、日常のしんどさが少しずつ緩むような感覚がありました。相手の都合より、自分の都合を優先しても大丈夫なんだと実感できるのが、この本の一番の効きどころかもしれません。 「成長したい」と思う裏側には「今の自分じゃ足りない」という前提がある。そこに気づいたとき、僕もようやく“つま先立ち生活”を降りて、地に足がつく感じがしました。努力を否定する本ではなく、背伸びし続けてしんどくなった人に、「一回降りてもいいですよ」と声をかけてくれる本です。 特に、真面目でがんばる癖が抜けない人、期待に敏感な人にはすごく刺さると思います。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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