
アウトプット思考 1の情報から10の答えを導き出すプロの技術
内田 和成
PHP研究所 / 2023-06-23
この本について
仕事で判断が遅れたり、情報を集めているうちに疲れてしまったり、「もっと考える時間が欲しいのに、インプットだけ増えていく」という感覚、けっこうあると思います。自分もそうで、気づけば資料ばかり読み込んで、肝心の判断やアイデア出しに使う時間が残っていない日が続いていました。 この本が効いたのは、「情報量に比例して良いアウトプットが出るわけじゃない」という割り切りを、かなり具体的に示してくれたところでした。たとえば、インプットは最小限でよくて、むしろ自分の立場や目的を先に決めてしまうほうが、必要な情報が自然と浮かび上がるという説明は、実際にやってみると効果がありました。また、30の情報で決めきるリーダーと、100集めないと動けない人の差の話は、判断の基準そのものを見直すきっかけになります。AIで作業は速くなっても、考える部分は自分でやるしかないという視点も、今の仕事にそのまま響きました。 情報の整理方法を変えたい人より、「そもそも何のために情報を集めているのか」を見失いがちな人に刺さる本だと思います。アウトプットを先に決めるだけで、毎日の仕事の進め方がけっこう変わるので、悩む時間そのものを減らしたい人には合うはずです。
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