
内田和成 思考力大全【合本版】
内田 和成
東洋経済新報社
この本について
仕事で「頑張っているのに、どうもピントが合わないな」と感じることがよくあって、僕自身ずっとその理由がつかめませんでした。やることは山ほどあるのに、どこから手をつければいいのか分からない。しかも、途中で前提がひっくり返って、また最初から考え直し…みたいなことが続くと、疲れてしまいますよね。 この本を読んで助かったのは、「そもそも自分は何の問いに答えようとしているのか」がズレていた可能性に気づけたことです。売上不振や在庫過多みたいな“現象”に引っ張られると、頑張る方向そのものを間違える。でも、著者が言うように、論点を丁寧に拾い出していくと、見えてくる原因の層がまったく違う。最初は営業と生産の対立だと思っていたのが、実は評価制度やトップの問題意識に行き着く、みたいなあの感覚は仕事でも何度も思い当たりました。論点が途中で動くという視点も、現場の混乱を無理に整理しようとしていた自分には刺さりました。 網羅的に調べ続けて迷宮入りするより、いったん仮説で当たりをつけて、試しながら絞っていく。このアプローチが性に合う人には、かなりしっくりくると思います。特に「頑張り方は間違っていないはずなのに成果が出ない」と感じている人には、迷い方そのものを変えてくれる一冊でした。
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多くの読者は第7章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
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