
成功を習慣化する3つの記憶
横山信弘
ポプラ社 / 2016-03-04
この本について
目標を立てても、途中で「あれ、自分はいま何をしてるんだっけ?」と迷子になること、けっこうありませんか。気持ちはあるのに考える余裕がなくて、新しいことを吸収する体力もなくなる。僕も同じで、ワーキングメモリがパンパンになると、挑戦そのものが重荷になっていました。 この本が面白いのは、いきなり「努力しろ」と言わず、まず“記憶の使い方”から整えてくれるところです。頭の空きをつくることが、次の挑戦の余地をつくるという考え方は、読んでいてかなり腑に落ちました。目標も「3年以内にいくら」みたいに要素を分解して話せるレベルまで落とすことで、ようやく周りの人も手を貸しやすくなる。ここが曖昧だと、人脈も外部記憶も使いようがないんですよね。そして、目標を絶対達成すると腹をくくると不思議とラクになる、という話も、実際に行動がぶれにくくなる感覚がありました。 全体を通して感じたのは、成功のためというより、「迷ったときに立ち返れる土台」をつくる本だということです。できない・無理と反射的に言わないだけでも、長期記憶にアクセスするきっかけが生まれるというのも、日常で試しやすい視点でした。 自分の殻を破りたいけど、勢いだけでは動けない人に刺さる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの29%が集中しています。
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