
超一流になるのは才能か努力か? (文春e-book)
アンダース・エリクソン, ロバート・プール, and 土方奈美
文藝春秋 / 2016-07-30
この本について
仕事でも趣味でも、ある程度できるようになったところから急に伸びなくなる時期がありますよね。頑張っているつもりなのに手応えが薄くて、「自分にはここが限界なのか」と思えてくるあの感じ。僕自身も何度もそこにハマってきました。 この本が効いてくるのは、まさにその停滞の正体をかなり具体的に言語化してくれるところです。負荷をかけると言っても、ただ根性で頑張る話ではなく、いまのやり方を意識的に壊すような練習が必要だとか、トッププレーヤーの考え方を「どう再現するか」まで落とし込む必要があるとか、現場レベルの話が多いんです。また、成果が出ないときに「別の方法を試す」ためには、適切なコーチをどう探すか、どこを見れば良いのかまで触れてくれていて、迷っているときに方向を示してくれる感じがあります。 読んでいると、上達が止まったのは才能の限界ではなく、単にコンフォートゾーンに居座っていただけなんじゃないかと気づかされます。練習を短い時間で区切ることや、心的イメージを鍛えるための試行錯誤の仕方など、“今日から変えられる行動”として持ち帰れる部分が多いのがありがたいところです。 今の自分の伸び悩みに理由をつけてしまいがちな人にこそ刺さる本だと思います。
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ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの16%が集中しています。
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