
空気のつくり方 (幻冬舎単行本)
池田純
幻冬舎 / 2016-08-30
この本について
仕事で「結局どこから手をつければいいんだろう」とか、「頑張ってるのに、組織も顧客も動いてくれない」とか、そんな小さな行き詰まりにぶつかる日ってありますよね。僕もよくあります。分析だけ増えていって、でも実際の手応えがないまま時間だけ過ぎていくあの感じです。 『空気のつくり方』は、そんな停滞をほぐしてくれた一冊でした。印象的だったのは、まず“自分の組織をどれだけ理解しているか”がすべての出発点だと言い切っているところ。市場や顧客を見る前に、社内の人に一対一で向き合うことまで含めて「社内のマーケティング」として扱う視点は、実務に落とし込める強さがあります。さらに、ブランドをコントロールしようとするのではなく、「顧客がそう認識してくれる状態をつくり続けるしかない」という地に足の着いた姿勢も、余計な力みを取ってくれます。そして、ただ言葉を並べるのではなく、ストーリーによって顧客の心を動かすという考え方も、広告や企画で迷子になりがちな時に視界を広げてくれます。 派手な成功法則ではなく、現場で効く視点を積み上げたい人に刺さる本だと思います。僕自身、読みながら「できていないことがまだまだあるな」と素直に認められたし、だからこそ次の一手が見えやすくなりました。マーケティングや組織づくりで迷っているなら、一度手に取ってみてもいいかもしれません。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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