
はじめよう!プロセス設計 ~要件定義のその前に
羽生 章洋
この本について
仕事の流れを整えたいのに、現状がそもそも把握できていなかったり、要件定義の場で「それって誰の仕事?」「何のための手順?」と自分でも答えに詰まることがありませんか。私も同じで、プロセスが見えないまま議論だけが進むと、どこに手を入れていいのか分からなくなるタイプです。 この本は、そんなモヤモヤに対して「プロセスとは目に見えないものだから、描ける形にするところから始めよう」と、すごく地に足のついたアプローチを示してくれます。特に、活動と成果、材料や道具、受け渡しや実行条件といった要素に分解して描くことで、曖昧だった仕事の意味が急に言葉になる瞬間がありました。また、パッケージに業務を合わせるかどうかで迷う場面でも、ゴールから逆算してプロセスを設計するという考え方が、無用な“作業の継ぎ足し”を避ける助けになります。さらに、顧客・支援者・ITの三つのラインで流れを見直す視点は、現場で起きている滞留や過剰品質の理由を理解するのにかなり効きました。 特に、今のプロセスを「なんとなく」で受け入れてしまっている人には刺さりやすい一冊だと思います。私自身、読みながら自分の仕事もこうやって分解して言葉にできるようになったら、もう少し余裕を持って判断できるかもしれない、と思わされました。こういう実務寄りの“考える手つき”を学びたいときに、ちょうどいい本です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの38%が集中しています。
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