
カリスマ育成プログラム-なめられない強者の心理学-
和田 光太
この本について
人間関係で、自分はそんなつもりじゃないのに雑に扱われたり、場に馴染もうとしてもどこか浮いてしまったり、そういう「評価され方の不公平さ」にモヤっとすることってありますよね。頑張って外側を整えても、なぜかナメてくる人は一定数いる。その理不尽さに、静かに疲れている人は多いと思います。 この本が効くのは、外側の努力だけでは埋まらない“扱われ方の差”を、もう少し現実的に捉え直せるところだと感じました。著者は「だからカリスマになる必要がある」と言っていて、最初は大げさに聞こえるんですが、読み進めると、要は自分の周りに“小さな安心できる関係圏”を作る話なんですよね。気の合う人たちとゆるく集まれる居場所があると、不必要に身構えなくて済むし、外のノイズに振り回されにくくなる。ムキムキになるとか強がるとかではなく、扱われ方を根本から変えるための土台をどう作るか、という視点をもらえます。 もう一つよかったのは、「外見だけで判断してくる人への怒り」を否定せず、そのまま材料にしていいと言ってくれるところです。無理に受け流すより、その感情を出発点にしたほうが前に進める人もいるはずで、そこが妙に現実的でした。 自分のキャラや背景に関係なく、“雑に扱われる流れを断ち切りたい人”には刺さる一冊だと思います。
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