
現役東大生が教える 「ゲーム式」暗記術
西岡 壱誠
ダイヤモンド社 / 2017-04-07
この本について
勉強でも仕事でも、同じ作業を続けていると急に頭に入らなくなる瞬間があります。やっているつもりなのに成果が出ない感じ。復習が大事なのは分かっているけど、続かないし飽きるし、結局「自分は記憶力が弱いのでは…」と落ち込むあのパターンです。僕もずっとそこでつまずいていました。 この本は、根性論ではなく「脳の仕組み」と「ゲームの考え方」をうまく組み合わせて、勉強を継続しやすくする視点をくれました。たとえば、海馬が感情と結びついた情報を送りやすいから、ちょっとしたご褒美や驚きで記憶の通り道が変わる話。飽きてしまう“馴化”を防ぐために、あえて別科目や日常の質問を混ぜてリズムをずらす工夫。そして、間違いの選択肢を「どうすれば正解になり得たか」まで考えるゲーム的な向き合い方。無理に量で押し切らず、質を上げるための手がかりがいくつも載っています。 続けられない自分を責めるよりも、「なぜ飽きるのか」「どうすれば大脳皮質に届くのか」を知って動き方を変えてみたい人には、特にしっくり来ると思います。勉強はセンスではなく、仕組みと設計でけっこう変わるんだなと実感させてくれる一冊でした。
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