
たった1分で会話が弾み、印象まで良くなる聞く力の教科書
魚住 りえ
東洋経済新報社 / 2017-04-21
この本について
会話していて「なんかズレてる気がする」とか、「ちゃんと聞いてるつもりなのに、うまくキャッチボールにならない」とか、そういう小さなモヤモヤってありませんか。僕自身、相手の話の途中で先回りしたり、自分の意見を差し込みすぎたりして、後から反省することがよくあります。聞くことってシンプルそうで、意外とむずかしいですよね。 この本が効くのは、特別なスキルじゃなくて、日常のやり取りの“ほころび”に触れてくれるところです。たとえば、名前を添えるだけで相手の受け取り方が変わることや、あいづちのクセが相手の気持ちをそいでしまうこと。あるいは、笑顔を作ろうと力むより、まず口角だけ上げるほうが自然に見えること。どれも「確かにやってしまってるな…」と気づかされつつ、今日から試せるレベルの話ばかりでした。 何より助かったのは、「自分の聞きたいように聞かない」という視点です。相手の話を最後まで待つだけで、会話の温度がこんなに変わるのか、と実感しました。仕事でもプライベートでも、相手が“話していいんだ”と思える空気を作るだけで、関係が少しやわらかくなるんですよね。 相手の話を途中で奪ってしまいがちな人、あいづちに自信がない人、そして「聞く力って結局なんなの?」と思っている人に、静かに刺さる一冊だと思います。
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