
言葉は現実化する 人生は、たった“ひと言”から動きはじめる (きずな出版)
永松 茂久
この本について
最近、ふとしたひと言に気持ちを持っていかれることが増えました。仕事がうまくいかない日ほど「どうせ自分なんて」とつぶやいてしまって、その瞬間に視界が狭くなる感じがあるんですよね。頭では前向きにいようとしても、言葉だけが勝手にマイナスへ流れていく。抜粋を読んでいたら、この本を手に取った人も同じところでつまずいているんだろうなと思いました。 この本が面白いのは、「言葉を前向きにしよう」と精神論を語るのではなく、脳のしくみとして“言葉が思考より強い”という前提から組み立てているところです。求めていない情報は脳のフィルターをすり抜けるとか、潜在意識は善悪を判断できないとか、読んでいると「そりゃあネガティブを口にしたらそっちに引っ張られるよな」と妙に納得させられる。さらに、感謝や良かったことを小さくメモする習慣の話もあって、これは実生活に置き換えやすいなと感じました。完璧を目指さなくていいのもありがたいです。 結局のところ、この本は“言葉で無理に前向きになる”ための本ではなく、“毎日の微調整で自分のフィルターを整える”ための本なんだと思います。日々のつぶやきが気づかないうちに自分を弱らせている気がする人には、かなりしっくりくるはずです。こんな人に刺さると思います。
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