
コピペと言われないレポートの書き方教室 (新曜社)
山口 裕之
新曜社 / 20130726
この本について
レポートを書くとき、「引用してるつもりなのにコピペっぽく見える」「そもそも何を書けば“論じてる”と言えるのか分からない」というモヤモヤがずっとありました。情報を集めても、結局どれが正しいのか判断できずに文章が止まる…あの感覚に覚えがある人は多いと思います。 この本は、そういう迷いに対して、精神論ではなく“具体的にどう手を動かすか”を示してくれます。複数の情報源を見比べて矛盾点を探すところから、「ここが今の社会で争点になっている部分なんだ」と気づけるようになるし、引用の書き方も、日本語・英語・論文・ウェブのそれぞれで何をどう書くかまで丁寧に整理されています。さらに、「思う」は禁句、といった小さなクセの修正から、「たとえば・しかし・それゆえ・つまり」で文章の流れを作る方法まで、レポートが“主観の作文”から“論じる文章”へ変わる実感があります。 個人的には、「自分で考えるとは、賛否両方の根拠を自分で調べること」という一文が刺さりました。レポートを“正しさの探し方”として捉え直すことで、書くことがだいぶラクになります。 レポート課題で毎回つまずく人、あるいは仕事で根拠を示しながら文章を書く必要が出てきた人には、かなり頼りになる一冊だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第6章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの27%が集中しています。
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