
世界最高の子育て――「全米最優秀女子高生」を育てた教育法
ボーク重子
ダイヤモンド社 / 2018-02-21
この本について
子育てって、正解がないのに「これでいいのかな」と常に揺れるところがありますよね。特に、子どもの得意を伸ばしたい気持ちと、無理をさせたくない気持ちの間で、親のほうが迷子になる瞬間が多い。僕もよくあります。そんなときにこの本を読んで、少しだけ肩の力が抜けました。 印象に残ったのは、子どもが何かを始めるときと辞めるときに“あらかじめ期間を決める”という考え方です。面白くなくても最後までやりきる経験が「責任感」につながるという話は、習い事をめぐって親子でモヤッとしがちな場面を現実的に救ってくれます。また、子どもの得意は本人も気づいていないことが多いから、観察して質問しながら一緒に探す姿勢も大事なんだと気づかされました。完璧を求めるより“平均でOK”と伝えていくことも、つい忘れがちな視点でした。 もうひとつ、個人的に響いたのは、親自身が自分の時間をきちんと持つという話です。子どものためなら全部差し出すべき、とどこかで思っていたけれど、それは逆に子どもに重荷を背負わせることにもなる。親が自分を整える姿を見せるのも教育の一部なんだと腑に落ちました。 子どもを伸ばしたいけれど、押しつけにはしたくない。そんな迷いを抱えている人には静かに刺さる本だと思います。自分の家にも合う部分だけを拾って、ちょっと試してみる感じがちょうどいい一冊です。
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多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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