
敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法
根本裕幸
フォレスト出版 / 2018-03-16
この本について
人と話したあとにどっと疲れたり、相手の顔色ばかり読んで「今日の自分、変じゃなかったかな」と帰り道で反省会が始まってしまうことってありますよね。僕もずっとそのタイプで、気づけば“相手の気持ち”ばかりが主語になっていました。そんなときに、この本が少し視点を戻すきっかけをくれました。 印象的だったのは、まず「主語を自分に戻す」というシンプルな姿勢です。会話だけじゃなく、独り言でも「私は」とつけるだけで、自分の輪郭が戻ってくる感じがあるんですよね。境界線を引くって大げさな話じゃなくて、まず“自分が何を感じているか”を意識に戻す作業なんだ、と腑に落ちました。また、相手との距離がしんどいときに、あえてドライに接していい、という許可をもらえたのも大きかったです。拒絶ではなく、ただ感情を抱えすぎない距離をつくる選択肢があるだけで、人間関係の負担がかなり軽くなる実感がありました。そして、「この人とは合わない」と正直に認めることが、意外にも自分軸を育てる第一歩になるところも、妙にリアルでした。 人と深く関わりたい気持ちがあるのに、近づくほど疲れてしまう。そんな人には、とても静かに効いてくる本だと思います。自分を守りながら人とつながるって、こういう地道な積み重ねなんだな、と感じさせてくれました。
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