
つい他人と比べてしまうあなたが嫉妬心とうまく付き合う本
根本裕幸
この本について
誰かの成功を聞くたびに、心のどこかがザワっとして「あ、また比べてるな…」と落ち込むことってありませんか。頭では気にしないようにしようと思っても、気づいたら勝手に比較ゲームに参加してしまっている。僕もよくあります。理屈じゃ止まらないんですよね、あれ。 この本が面白いのは、嫉妬を「なくす」のではなく、「どう扱うか」から入っているところでした。特に刺さったのは、嫉妬は“手に入らないから苦しい”のではなく、“心のどこかでは手に入ると思っているから苦しい”という視点。自分の本音をずっと否定していたことに気づくと、他人へのイライラよりも、自分への無価値感のほうが本丸だったんだと腑に落ちます。攻撃的になってしまうときも、実はその裏に嫉妬が隠れている、という指摘もかなりリアルでした。 そしてこの本は、嫉妬を感じた瞬間の扱い方も具体的です。「今、私は〇〇を感じている」と言い換えて距離を置く方法や、「私も欲しい」と素直に認めることで、感情に飲み込まれずに済む小さなスイッチの作り方が書かれています。無理にポジティブ変換しろとは言わないところが、読んでいて安心できました。 他人の言動にすぐ心が揺れる人、自分軸がどこにあるのか分からなくなる人には静かに効くと思います。僕自身、嫉妬してしまう自分を責めなくてもいいんだ、と少し呼吸がしやすくなりました。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの17%が集中しています。
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