
文章を整える技術 書いたあとのひと手間でぜんぜん違う
下良 果林
ごきげんビジネス出版
この本について
文章を書いたあとに読み返して、「なんか読みにくいな…」と手が止まることってありませんか。自分では丁寧に書いたつもりなのに、文字が詰まりすぎていたり、主語と述語が遠かったり、なぜか伝わりづらい。僕も仕事の文書やSNSの投稿で何度も同じ壁にぶつかりました。 この本が助かったのは、抽象的な「うまい文章とは」ではなく、書いた“あと”にどこをどう直せば読みやすくなるかを具体的に教えてくれるところです。接続詞を極力減らしても意味が通じるか確かめる、読点の位置を意識して主語のあとに置く、読めなさそうな漢字は迷わずひらがなにする、といった小さな工夫が積み重なると文章って本当に変わるんだなと実感しました。書き終えたら一度下がって“森を見る”感覚や、一文の長さを百字までと決めておくという目安も、実践しやすくて助かります。 特に、思いついた順に書いてしまう癖がある人には刺さると思います。自分の文章のクセを把握しておくとか、「本当に必要か」を疑って不要な文を削る姿勢は、書く量が多い人ほど効きます。僕自身、二次稿は一次稿から一割削るという目安を知ってから、直し作業がかなり楽になりました。 文章の「どこが読みづらいのか」をうまく言葉にできずモヤモヤしている人ほど、この本は具体的な取っかかりをくれるはずです。書くのが苦手というより、「整えるのが苦手」だと感じている仲間に届けばうれしいです。
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