
こころが片づく「書く」習慣
古川武士
この本について
仕事で焦ったり、家に帰ってからもよくわからないモヤモヤが残ったり、「なんで今日こんなに疲れているんだろう」と思う日ってありますよね。僕もずっとそうで、原因を言語化できないまま次の日に持ち越して、結局また同じことで振り回されていました。 この本が効いたのは、感情を無理に前向きにしようとせず、まず“そのまま書き出す”ところから始める点です。ネガティブもポジティブも両方出しきるシートや、夜にその日の心の揺れを書きとめる感情日記。続けていくと、「待たされると怒りやすい」「曖昧なタスクに不安を感じやすい」みたいに、自分のパターンが見えてきます。すると、不思議と次の一手が具体化できて、あの得体の知れない焦りの正体が少しずつ掴めてくるんです。 個人的には、よかったことから先に振り返る、という提案がかなり救いになりました。自分に厳しいタイプほど反省ばかりに意識が向きますが、順番を変えるだけで一日の見え方がずいぶん違います。落ち込みがゼロになるわけじゃないけど、立ち直るまでの時間が短くなるのは実感としてあります。 感情に振り回されやすい人、気持ちの整理に苦手意識がある人には静かに効いてくる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第8章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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