
キャリア教育のウソ (ちくまプリマー新書)
児美川孝一郎
筑摩書房 / 2013-06-10
この本について
正社員になれたかどうかで、自分の価値が決まってしまうような気がして、妙な安心や焦りを抱えてしまう時ってありますよね。僕も社会に出てから何度か転機にぶつかって、「そもそもキャリアってどう扱えばいいんだっけ」と迷う瞬間が何度もありました。 『キャリア教育のウソ』は、そんなモヤモヤに対して「もっと現実的で、息の長い視点で考えていい」という感覚を取り戻させてくれる本でした。例えば、正社員・非正規という入口だけで未来を決めつけないという話。企業の寿命よりも自分が働く年数のほうが長い以上、どのみち途中で何度も立ち位置が変わる。その前提を持つだけで、今の状況に必要以上に怯えたり、逆に油断したりしなくて済むんですよね。 もうひとつ印象に残るのは、「やりたい仕事」を特定の職種にしぼる前に、自分の価値観や方向感覚をつかむほうが大事だという視点です。それが固まっていれば、もし第一志望の職に就けなくても、別の形で自分の軸を実現する道が見えてくる。この“幅の持たせ方”が、これからの働き方には本当に効いてくると思います。 キャリアに正解がほしいというより、「これからの変化に耐えられる考え方を持っておきたい」という人に刺さる一冊です。僕自身、読んでからようやく“腹をくくる”という感覚が少しわかった気がします。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの97%が集中しています。
読書の順序
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




