
先延ばしは1冊のノートでなくなる
大平信孝
この本について
やることは分かっているのに、今日も机に向かう前にため息が出る。気づけば締め切りギリギリで、また同じパターンか…と落ち込む。僕もずっとこのぐるぐるを抜け出せずにいたんですが、この本を読んで「そもそもやり方を知らなかっただけだったのかもしれない」と思いました。 印象的だったのは、作業のスピードを上げる前に「自分にとって大事なことを、仕事を始める前に数分だけでも考える」ことを置くという発想です。逆算思考だとか、ぶっとんだ目標だとか、一見大げさに聞こえる言葉も、やってみると意外なほど日常的で、手を動かすだけで未来のイメージが少しずつ色づいていきます。言葉だけで自分を動かそうとしていた僕には、その“色づく感覚”がかなり効きました。 そして、この本が地に足ついているのは、実現可能性を一回脇に置くことを勧めつつ、行動は10秒単位の小ささでいいと言い切っているところ。大きな夢を描くのに、やることは「ファイルを開く」みたいなレベルでいい。そう思えた瞬間、先延ばしにまつわるプレッシャーがふっと軽くなりました。 自分の望みがよく分からない、目標を立てても気持ちが動かない、そんな人に静かに刺さる本だと思います。僕と同じように「頭では分かってるのに動けない」人には、特にしっくりくるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第4章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの25%が集中しています。
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