
起業家のように企業で働く 令和版
小杉俊哉
クロスメディア・パブリッシング(インプレス) / 2019-04-21
この本について
仕事をしていると、「このタスクってそもそも何のためにやってるんだっけ」とか、「上司からの指示を待ってしまう自分にちょっと落ち込む」とか、そんな小さなモヤモヤが積み重なることがあると思います。自分の強みも弱みもなんとなく分かっているつもりなのに、現場では気づけば流されている。僕も同じで、気持ちだけは前向きなのに、行動が追いつかないタイプでした。 この本がよかったのは、格好つけた“起業家マインドを持て”という話ではなく、会社員としての具体的な行動に落とし込んで語ってくれるところです。たとえば「問題文を自分でつくる」という視点は、日々の仕事の向き合い方を大きく変えてくれますし、「バーンアウトスキル」の話は、自分が疲れていた理由を言語化してくれたおかげでタスクの選び方がかなり変わりました。さらに、自律とは“誰も助けてくれない”という冷たい話ではなく、自分の意思で仕事の意味づけを取り戻すことだと示してくれるのも救いでした。 会社の中でちゃんと成果を出したいけど、自分のやり方が見えない人。そんな人には静かに刺さると思います。起業家のように振る舞えと言われると身構えてしまうけれど、「自分で仕事の意味をつくっていく」という姿勢なら、明日からでも少しずつ試せるはずです。
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