
ジェンダーについて大学生が真剣に考えてみた――あなたがあなたらしくいられるための29問
一橋大学社会学部佐藤文香ゼミ生一同 and 佐藤文香
この本について
学校や仕事の場面で、「なんかこれ、当たり前になってるけど本当にそうなんだっけ…」とふと立ち止まる瞬間ってありますよね。名簿の順番や、誰がリーダーになるか、料理をするのはどちらか。誰かが強制しているわけでもないのに、なんとなく流れが決まってしまうあの感じです。自分も長いあいだ理由を言語化できずにいました。 この本は、そういう“言葉にしにくい違和感”を、大学生の視点でていねいに拾い上げてくれます。特に、男女の役割を無意識に再生産してしまう「隠れたカリキュラム」の話や、「弁当男子」のような言葉に潜む前提、さらには女子校やトランスジェンダーの学生が置かれる環境の話など、日常の中で見落としていた仕組みがどう積み重なっていくのかが立体的に見えてきます。どれも極端な主張ではなく、「たしかにそうかもしれない」と腑に落ちる切り口ばかりでした。 読みながら、自分の思考がアップデートされるというより、「あれ、こう感じてよかったんだ」と背中を軽く押されるような感覚がありました。前提の裏側を知るだけでも、人への接し方や言葉の選び方がちょっと変わります。特別な知識がなくても読み進められるし、考えるきっかけとして程よい距離感の一冊です。 「ジェンダーの話題に関心はあるけど、何から手をつければいいのかわからない」という人に静かに刺さる本だと思います。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの15%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




