
全国民が読んだら歴史が変わる 奇跡の経済教室【戦略編】
中野剛志
ベストセラーズ / 2019-07-15
この本について
最近、「日本って本当にお金がないの?」とか「財政赤字ってそんなに悪いの?」みたいなモヤモヤを抱えたまま、ニュースを見るたびに気分だけ重くなることが多いんですよね。自分もずっとその違和感を抱えたまま過ごしてきました。専門家の議論は難しいし、かといって直感だけで判断するのも心もとない。そんなときに、この本がようやく霧を晴らしてくれました。 読んで一番驚いたのは、「国債ってそもそも財源確保のためじゃなく、金利調整のために発行されている」という視点でした。財政赤字がそのまま民間の貯蓄になる仕組みや、自国通貨建ての国債が返済不能にならない理由など、知っていそうで知らなかった前提がひっくり返る感じがあります。また、人手不足と投資の関係や、なぜ日本がいつまでも“ムチ型”の成長戦略から抜け出せないのかといった、職場や生活の実感とつながる説明が妙に腑に落ちました。 この本は、政策を語れる人になりたいとか、誰かを論破したいという目的よりも、「そもそも今の日本で何が起きているのかを自分の頭で整理したい」という人に向いていると思います。ニュースを見るときの視点が静かにアップデートされるので、経済の話がこれまでより少しだけ自分ごととして扱えるようになります。そんな変化を求めている人にこそ、刺さる一冊です。
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多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
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