
MMT(現代貨幣理論)で解ける財政問題: 目からウロコの解決策
シェイブテイル
秀和システム / 2020-03
この本について
家計のニュースを見るたびに、「結局、日本って本当にお金が足りないの?」とか「借金が多いって言うけど、どういう意味なの?」といったモヤモヤがずっと晴れないまま、なんとなく不安だけが積み上がっていくことってありませんか。僕もずっと「財政って難しいし、専門家がそう言うならそうなんだろう…」と引き下がっていた側でした。 この本は、そんなモヤモヤに対して、抽象論ではなく“お金がどう生まれ、誰の負債と資産がどうつながっているのか”を具体的に説明してくれるところが効きます。特に、税金を財源として扱わず、むしろ「貨幣を流通させる仕組み」として捉える視点は、僕にとってかなり大きな転換でした。また、政府が債務を返せば民間の資産が同額消えるという、ごくシンプルだけど見落としがちな構造も、数字の恐怖から距離を置くきっかけになりました。さらに、民間負債とバブルの関係や、なぜ不換紙幣の時代でも内債が破綻する国としない国が分かれるのか、といった“現場で起きていること”の説明が丁寧で、財政議論を「自分ごと」にしやすいです。 財政の話題になると不安だけが先に立ってしまう人、あるいは「なんとなく危ないらしい」という空気に振り回されてきた人には、とくに刺さると思います。専門知識がなくても読めますが、読み終わったあと、ニュースに流れる言葉の輪郭がひとつひとつ変わる感覚がありました。
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多くの読者は第3章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの21%が集中しています。
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