
時間とテクノロジー
佐々木 俊尚
この本について
最近、「なんでこんなに世界の変化についていけないんだろう」とか、「落ち着きたいのに、ずっと足元がゆらゆらしてる感じがする」と話す人が多い気がします。自分も同じで、安定を求めているのに、その安定がそもそも幻想なんじゃないか…というモヤモヤを抱えたまま日々を過ごしています。 佐々木俊尚さんの『時間とテクノロジー』は、その揺らぎをごまかさずに正面から扱ってくれる本でした。世界は臨界状態のまま進んでいくし、私たちの意識も主体というより“過程”の連続で生まれているだけかもしれない。そんな前提を受け入れたうえで、「じゃあどうやって生きていくか」を静かに考えさせてくれます。たとえば、過去が色あせないどころか常に書き換わりうる今の環境で、懐かしさに頼れなくなった理由も腑に落ちましたし、忘れること自体が思考の余白をつくるという視点も、日々の情報疲れに効きました。 完全な答えを示す本ではないですが、因果の物語だけに寄りかかれない時代に、自分の感覚をどう整えるかの“手触り”は得られると思います。変化のスピードに置いていかれている気がする人ほど、静かに刺さるはずです。
読書インサイト
ハイライト密度
多くの読者は第2章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの28%が集中しています。
読書の順序
この本の前に読まれた本
この本に似ている本
すべて見る arrow_right_alt
遅刻してくれて、ありがとう(上) 常識が通じない時代の生き方 遅刻してくれて、ありがとう 常識が通じない時代の生き方 (日本経済新聞出版)
トーマス・フリードマン and 伏見威蕃

Thank You for Being Late: An Optimist's Guide to Thriving in the Age of Accelerations (English Edition)
Thomas L. Friedman

多動日記(一)「健康と平和」: -欧州編- (電子版 未来文庫)
高城剛

日本経済 予言の書 2020年代、不安な未来の読み解き方 (PHPビジネス新書)
鈴木 貴博

シンギュラリティは近い―人類が生命を超越するとき
レイ・カーツワイル, 小野木 明恵, 野中 香方子, 福田 実, and 井上 健
書籍情報(出版社紹介・目次)expand_more
出版社による紹介
BookNotion をお使いの方へ
この本の指標は、あなたの本棚でも見られます
このページで見ている読者数・精読度・完走率は、あなた自身の本にも表示できます。BookNotion をお使いなら、下のリンクを開くだけで自分のデータが出ます(ログイン操作は不要です)。
読んだ内容を、もう忘れない。
BookNotion Zなら、Kindleのハイライトを自動で保存・整理。Notionにエクスポートして、いつでも振り返れます。
クレジットカード不要




