
管理職失格 新世代リーダーへの条件 (日本経済新聞出版)
木村尚敬 and 柳川範之
日経BP / 2020-05-25
この本について
管理職としての判断に自信が持てなかったり、正解のない状況で迷ったまま時間だけが過ぎていくような感覚って、けっこう多くの人が抱えていると思います。自分も「結局どこを基準に動けばいいんだろう」と立ち止まることが多いのですが、この本はそのモヤモヤを言語化してくれた一冊でした。 特に刺さったのは、評価の基準が“減点”から“加点”に変わっているのに、こちらの目線は昔のままだという指摘です。部下に対して何を減らすかではなく、どこを伸ばせるかを見る視点。その転換だけで、日々の会話や任せ方がかなり変わると感じました。また、「会社にしがみつく発想」を一度手放してみることの大事さも、耳が痛いけれど腑に落ちます。手放す覚悟があると、逆に今やるべきことに集中できる、というのは実感としてある人も多いはずです。さらに、未来から逆算して意思決定するという考え方は、正解探しに陥りがちな管理職には特に効くはずです。 迷いながらも前に進みたい人、そして「リーダーらしさ」よりも現場でのリアルな判断に悩んでいる人に刺さる本だと思います。自分の思考の癖を見直したいときに、かなり現実的なヒントをくれる一冊でした。
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多くの読者は第1章に最もインサイトを感じており、全ハイライトの19%が集中しています。
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