
0Lei 下
さとう みつろう
サンマーク出版 / 2020-08-04
この本について
他人にイラっとしたり、必要以上に怒ってしまったり、あとから「なんであんなにこだわったんだろう」と落ち込むことが僕にもよくあります。頭では分かっていても、反射的に出てしまう反応って、自分でも扱いづらいんですよね。コントロールしたいのにできない。その感覚にずっと振り回されてきました。 『0Lei 下』が面白いのは、その反応の奥にある“勘違いの前提”や“無意識の仮面”を丁寧に剥がしていくところです。例えば、誰かの行動に異様に腹が立つとき、実は他人を叱っているんじゃなくて、昔の自分を説得しようとしていたり、本当は自分がやってみたかったことを我慢してきた名残だったりする。だからこそ、イラっとした行為を「自分がやってみる」という逆転のアプローチが効いてくるのだと、抜粋を読みながら腑に落ちました。あと、「不安資産」という考え方も自分にはしっくりきました。心配事を“自分だけのもの”として抱え込むクセを手放すだけで、こんなに軽くなるのかと。 こういう「無意識のクセ」を丁寧に見直したい人、特に“全部をコントロールしたいのに疲れてしまうタイプ”には刺さると思います。急に変われる本ではないけれど、日常の反応を一つずつ観察していくための視点が、静かに手渡されるような一冊でした。
読書インサイト
ハイライト密度
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